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単品管理講習会初級編レポート
1月24日(土)10時より福岡市博多区で2008年度第2回店舗実務研修会 単品管理講習会が行われました。研修を通して店舗運営基準書に基づいた店舗作業の確立を目指し、店舗実務上の困っている事項の解決を図ります。 雪の舞う中、鹿児島や熊本、北九州などの食品、書籍、文具日用品各担当の皆さんが研修に参加となりました。
1.自己紹介とレポート報告
はじめに参加者が自己紹介とそれぞれ担当分野の単品実績データをみての現状報告をしました。
食品担当者が多かったせいか、お菓子やお弁当、肉まん等の発注や売れ残りの廃棄率をふまえての商品展開に いろいろ工夫されているようでした。
2.単品管理とは 何か

単品管理とは? 単品管理とは簡単に言えばどうすれば売れるのか、ひとつひとつの商品をみていくことです。 特に食品は重要です。食堂・書籍・サービスにも応用できるそうです。

講習ではスライドをみながら単品管理についてコンビニの例をみながら 講師である事業連合職員が説明していました。

大内田: 商品を通して食べる人をイメージすることが大切です。
売れるものはいつ、誰と食べるのか。 売れ方の仕組みを検証していくことが単品管理のベースとなります。
新商品はも少量でも常にあるようにすると、お店に来やすくなります。
お店の意思がお客様に伝わるような変化あふれる売り場つくりが必要です。
どうやったら売れるか最大限チャレンジしてみましょう。

山近: 単に物を増やすのではなく、他では売れるものがうちでは売れない商品に対して場所や取りやすさ、 汚れていないか、似た商品とかぶっていないかなど「それはなぜか」と分析するといいですよ。 発注に関しては売れると思う数とどう展開していくかの必要数も意識すること。

3.POPの書き方講習

POPの書き方講習では実際に参加者がPOPつくりに挑戦。用意された紙とペンとはさみでテーマの商品(お菓子)を吟味しながらの作成となりました。少ない時間でしたが皆さん慣れているせいか、キャッチフレーズ重視のグループやお菓子のイラストを書いたり切り絵できれいにみせて目立たせるグループなど各担当者の個性が発揮されたPOPとなりました。

山近:書く内容については値段はプライスカードがあるのであまり必要ありません 。棚を考えて商品ポイントの+αのつもりで作るといいですよ

4.商品陳列

C商品陳列についてもいくつか原則があります。前進陳列、商品密着など基本のほかに積み上げやフックの応用やむき出し陳列などその商品の特性にあった陳列をすること、また季節ごとに風邪予防、花粉対策などのカテゴリーでまとめると商品の存在感を高めることができます。
商品とともにPOPも活用する。たとえば食べ方の提案や品切れ時の代換品のおすすめなどあると目をひきます。データを見るときにはその商品の状態をみるものがポイント。売れるもの力のいれている商品は目線の高さにもってくると効果的だそうです。

その他、他のお店にできなくて生協にできることがあります。それは組合員の意見を反映させることができるということです。組合員のみなさんからの要望でずっと取り扱っている商品や復活した商品などもそのひとつです。

日々生協のお店では今回のような研修会を通して組合員の皆様に満足して頂けるような店つくりをめざしています。みなさんもぜひ店内に飾られたPOPなどをチェックしてみてくださいね^^

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