長崎は150数年前までは、オランダと中国を介して海外に開かれた窓でした。坂本龍馬をはじめ大望をもった多くの若者が長崎に集い、西洋と中国の医学や語学を学び、海外からの技術や輸入品を日本全国に広めました。
また、長崎は原爆により大きな被災を受け、想像を絶する努力のなかから復興された土地でもあります。ノーベル化学賞を受賞された下村博士が学んだ土地でもあり、それは長崎大学の歴史でもあります。
21世紀にはいり、日本は若い世代人口の減少、経済不況、食糧・エネルギー問題の深刻化、感染症の蔓延など、多様で複雑な問題に直面しています。また、高度情報化社会における効率追求社会により、夢や人間関係が喪失し、伝統が喪失しつつあります。
その一方で、コンピューターを使った可能性は、工学分野はもとより、医療、教育、福祉、介護など各現場や地域に密着して発展を遂げ、これらの課題の解決に大きく貢献してきています。
今回このような西洋文明と文化を広めた歴史ある長崎で開催される第18回は、「夢づくり」、「ものづくり」、「ひとづくり」をテーマとし、コンピューターによる「生活創造」の可能性を副題としています。
期間中、西日本の各地からお集まりいただいた皆さんと共にこのテーマについてご一緒に考え、問題を深め、共有できればと思います。
【企画内容のご紹介】
・基調講演 「現在の電子技術で見る19世紀の画像情報(古写真)の世界」
−現在の画像技術は古写真の世界を超えられたか−
長崎大学工学部 岡林隆敏 先生
長崎大学附属図書館には、7,500枚の「幕末から明治中期の古写真」が収蔵されています。平成8年から、長崎大学の教員は写真情報をインターネットで世界に公開してきました。これらの古写真は、歴史的な風景・風俗を、超高精細度の極めて鮮明な映像として保存しています。幕末の古写真の画像を拡大しながら、保存されている莫大なじょうほうを紹介します。また、図書館で運用している「超高精細度データベース」や幕末のステレオ写真の立体画像、これらの写真のiPadによる活用について紹介します。歴史的資料のインターネットによる活用について考えてみましょう。
・シンポジウム
「情ものづくり・ゆめづくり〜長崎発」
コーディネーター 姫野先生
パネラー
@姫野順一(長崎大学環境科学部教授)
A和田実(長崎大学水産学部准教授)
B石松隆和(長崎大学工学部教授)
B佐藤康彦(長崎県情報産業協会副会長、システムファイブ(株)代表取締役社長)
2010 PCカンファレンス in長崎大学実行委員会
| 実行委員長 : |
橋本健夫(長崎大学副学長) |
| 副実行委員長 : |
岡林隆敏(情報メディア基盤センター長)、内田滋(長崎大学生協理事長) |
| 実行委員 : |
板倉隆夫(鹿児島大学)、姫野順一(長崎大学)、古賀雅夫(長崎大学)、
石松隆和(長崎大学)、大平智弥(機械4年)、川本将太(機械4年)、
竹迫和之(生協職員)、松田美和(生協職員)、伊東治道(生協職員) |
| 主催 : |
2010 PCカンファレンス in長崎大学実行委員会 全国大学生協連合会九州地域センター |
| 共催 : |
コンピュータ利用教育協議会(CIEC) http://www.ciec.or.jp/ |
| 後援 : |
長崎大学 |